味わい深くて本当に体に優しいコーヒーは一体どこにあるのか? 世界中から絶対に俺が探し出してみせる!
かれこれ10年ほど前に愛知県の一人の男性に出会いました。
勝原正さん。昭和50年代から愛知県で喫茶店を手広く経営し、コーヒーをこよなく愛する焙煎士でもある彼が長年探し求めていたコーヒーがウガンダにありました。
彼のコーヒー探しは、長年コーヒーに携わりながらコーヒー栽培の実態を知り、農薬と化学肥料を大量に使用したコーヒー豆をお客様に提供することに次第に疑問を抱いたのがその原点でした。
実際にウガンダの地を踏んだ勝原氏が目にしたのは、彼を感動させるだけの質の良いコーヒーを作りながらも、現地の人々の悲惨な実情。安値で買い叩かれて一向に向上しない生活基盤、電気・ガス・水道もない泥で作られた家にひしめき合う家族や、わずかな月収のために収穫に駆り出される子供たち、病気にかかっても病院にすらかかれない生活・・
その子供たちの美しい目の輝きと笑顔に勝原氏の心が決まりました。
「愛するこのコーヒーを通して自分ができることをやる!」
そして7年が過ぎ、あくまでも「自力で立ち上がりたい」という現地の人々の希望を叶える形で、勝原氏のコーヒーが現地の人々の生活基盤の改善に貢献しています。熱い勝原氏の夢はまだまだ先を見ています。
ウィンストン・チャーチル卿が「アフリカの真珠」と名付けた地上の楽園ウガンダ。この地で農薬や化学肥料、有機肥料さえも一切使わずに、ウガンダの強烈な太陽と汚染のない水・美しい空気・豊穣なる大地という大自然のエネルギーが凝縮されたコーヒー豆。まさに自然が生んだ究極のコーヒーです。
なお、このコーヒー豆はブギシュ産アラビカ種という生産量の非常に少ないもので、中でも無農薬、無化学肥料で自然栽培されたものは大変希少価値の高いものです。契約農園「ZIGOTI COFFEE WORKS LTD.」の情報によりますと、2011年のウガンダ共和国におけるコーヒー豆の総生産量は、ロブスタ種が約78%で、残りの22%がアラビカ種とのことです。 また、22%のアラビカ種の内、この豆のように有機JAS認定を受けているコーヒー豆の生産量は0.5%であるとのことでした。
*<オーガニックコーヒーという名目で出回っているコーヒーが無農薬である保証はありません。オーガニックでも許可される基準の農薬があるからです。>
そういう意味では、『オーガニックを超えた≪自然栽培≫』という表現がぴったりかもしれません。
この豆に関しましては、外国の穀物輸入の際に施される消毒燻蒸も行わない許可が下りています。日本国内の検査機関における「残留農薬検査」証明書、およびドイツのオーガニック認定機関より有機農産物証明書も発行されています。品質の劣化を最低限に抑えるために、名古屋港についてすぐに年間25℃に定温管理された倉庫で保管されます。
これまで美味しくて本当に品質が高く体に優しいコーヒーを探し求めてきた私にとって、勝原正さんとの出会いは自然栽培コーヒーとの出会いであり、さらにはこのコーヒーに関わるウガンダの人々との出会いでもありました。
一杯のコーヒーがウガンダの人々の幸せな笑顔につながりますように・・・
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